Googleが米国発売10か月後に日本でも発売したクロームキャストのメリットとは?

「GoogleがChromecastを発表」という記事を衝撃を覚えながら書いたのが昨年の7月だが、1年近く経過した5月28日にグーグルの日本法人からやっと発売された。アメリカでの価格は35ドルだが、日本発売価格は4,200円だ。Amazonでは送料込みで4,536円と表示されている。(2014年6月5日朝 現在)

USBメモリーのお化けのような外観で、先端にはUSBではなくHDMIプラグが付いていて、テレビのHDMIケーブルの差し込み口に差して使用する。


(画像はAmazon広告)

クロームキャストを差し込むことによって、YouTubeやその他のビデオ配信サイトをテレビで見ることができるようになる。

しかし、別にクロームキャストを買わなくても、最近はテレビ自体にネット閲覧機能が付いているものが多い。例えば我が家のVIERAはLANケーブルでネットに接続されていて、YouTube以外にも有料・無料のネットサイトを見られる。

クロームキャストにどんなメリットがあるのだろうか?

WiFi子機機能内蔵。家庭内の無線LANルーターとケーブルなしでつながる。テレビ用のWiFi子機は各種販売されているがcompatilibityの問題もあり、買いにくい。クロームキャストなら4,200円と十分低価格だし、テレビメーカーもcompatilibeにしないとテレビが売れなくなるので、最も安心なテレビ用WiFi子機と言える。

スマホやタブレットをリモコン代わりに使える。テレビのリモコンで、検索欄などに文字入力するのは面倒だ(正直なところ使い物にならない)が、スマホで入力できれば実用に耐えるようになる。

スマホ・タブレットを繋いだ状態で、TV、LANルーター、クロームキャスト、HDレコーダー、等々が有機的につながった形になるわけだが、その状態でどれが主役かというと、「実は主役である人間がリモートコントローラーを介して操作しているのはクロームキャスト本体であり、それ以外はクロームキャストの周辺機器なのだ、という「実態」になるかねない。

すなわち、クロームキャスト本体は(一見そのようには見えないが)人間の頭脳の直接の支配下にある高機能ルーターという位置づけになる可能性を内包している。Googleの大きな野望がメタボなUSBメモリーのような小さな物体に秘められているのだ。

卑近なところでは、スマホに保存された動画・静止画を、テレビの大画面で見ることができ、家族にも見せられるのが楽しい。

ドキドキ動画!「すれ違い美女」をやってみる方法

「すれ違い美女」のサイトは最高に面白い!前方から歩いてくる若くて美しい女性とすれ違う時の動画を並べたサイトだ。何でもない動画なのだが、アップロードされている10個ほどの動画をつい全部見てしまった。

美しい女性とすれ違う際に一瞬目が合った時のワクワク感は男性共通の喜びだ。但し、女性がこちらを「興味ある異性」と見たから目が合ったのかどうかは保証の限りではない。

コンタクトしていないのではっきり見えないけれどチラッと見たという場合が結構多い。

「前にどこかで会ったっけ?」とか「へんなおっさん、キモ!」とか、「洋服の趣味が悪いなあ」とか思いながら、すれ違いざまにチラッと目を見る場合も多いので、ぬか喜びはしない方がいい。(ナンパするわけではないから、ネガティブな可能性を考える必要はないのだが。)

すれ違い美女のサイトを見て最初に思ったのは「これなら自分にもできる」ということだ。「すれ違い美女になれる」という意味ではなく、「すれ違い美女のようなサイトを作れる」という意味だ。

実は、5月14日に「パナソニックのウェアラブルカメラHX-A500は高精細(4K30p)、ブレ補正・傾き補正が強力」という記事を書いたのだが、このカメラの使い方として、すれ違いの動画を撮って、どんどんYouTubeに投稿すると面白いんじゃないか、と考えていた。

製品の右下の筒状のものがカメラで、ヘッドマウントして目の位置で撮影するのが基本だが、こんな恰好で街を歩くと、ヘンな人として警戒されそうだ。しかし、前述の通り、近視なのにコンタクトを外して歩いている女性は(特に朝の出勤時など)多いので、近視コンタクトレス美女とのすれ違い動画なら大丈夫だ。

(以下、画像はAmazon広告及びパナソニックHPより)

肩のところに付けるアタッチメントを買えば、不審な度合は下げられそうだ。

しかし、「すれ違い美女」のサイトを真似して作るわけにはいかないので、別のアイデアが必要だ。

企画1. 「変顔すれ違い」

すれ違う2,3秒前に変顔をして、相手の反応を撮る

企画2. 「すれ違いイケメン」

美しい女性がカメラを付けて、イケメンとすれ違う際の動画を撮る。相手の年齢別、イケメン・ブサイク別、濃い顔・薄い顔別、などの色々な企画ができるので、「すれ違い美女」よりも奥行きが深いかも知れない。

残念ながらこのビデオカメラ「Panasonic ウェアラブルカメラ グレー HX-A500-H」はまだ発売されていないがAmazonで6月12日発売日の予約販売をやっている。

価格は40,630円と高級コンデジ並みだ。HX-A500は既発売の「Panasonic ウェアラブルカメラ ブラック HX-A100-K」(約17,000円)の高級版で、画素数が3倍になり、ブレ補正&傾き補正の機能が充実しているようだ。HX-A100を買って、実際にカメラを付けて歩いてみて、そんなコンセプトが通用するのかどうか試してみる方が賢明かもしれない。

 

「カープ女子」の広島カープはマーケティング戦略の大賞に値する!

「カープ女子悶絶のキワドイ判定」、「不景気が産んだカープ女子」、「オリックスのオリ嬢 vs.カープ女子」とか耳慣れない「カープ女子」という言葉が氾濫している。金欠球団だった広島カープが始めたマーケティング戦略が大成功した結果のようだ。

出典:広島カープ公式HPより

 これは2013年の11月に募集した2014年度分の募集広告で、年会費3,800円で定員5,000人の募集はあっという間に完売した。応募資格は「2014年度に高校生以上の女性」。

女性が3,800円も払ってカープ女子会員になってくれるはずがない、というのが常識だが、広島カープは大盤振る舞いをした。会員が手に入れる主な特典は:

2014年度カープ主催公式戦 マツダ スタジアム内野自由席年間20試合入場無料(但し 土日祝の巨人戦・阪神戦 ・5月3日,4日,5日のDeNA戦 ・最終戦・クライマックスシリーズ・日本シリーズには入場できないなどの制限がある。)

内野席で20回見てたった3,800円!大盤振る舞い!といっても、巨人戦などが対象外だから、適用される試合には空席が沢山あるので、球団は損をするわけではない。

おまけに、もれなくこのバッグがもらえる。実物を見ないと、どの程度の価値があるバッグかは不明だが、赤のスカーフにはCarpのロゴが!これを外して洗濯してアイロンをかければ、彼氏・夫などへのプレゼント代が一回節約できる!などとケチなことを考えたかどうかは別にして、募集は成功した。

広島カープ公式ファンクラブHPより

 

会員になった5,000人の女性にしてみれば、せっかくお金を払ったのだから、面倒でも球場に行こう、という気持ちになる。といって、一人で行こうとは思わないだろうから、彼氏・夫や女友達を誘って出かける。会員の5人に1人がそうすれば、毎試合の観客が2,000人増え、うち半分が有料入場者となる計算だ。

マツダスタジアムへの集客にとどまらず、広島カープは12球団で初めて「るるぶ広島カープ 」という旅行雑誌を発刊し、これが売れているというのだ。

(画像はAmazon広告)

広島カープのレディーズ戦略は広島在住の女性だけでなく、関東在住の女性をもターゲットに加えた。5月10日の広島での中日戦で「関東カープ女子 野球観戦ツアー」という企画を実施し、関東在住の女性ファンなら入場券+食事代の6,500円を払えば往復新幹線が球団負担という、大盤振る舞いを実施したのだ。

たまたま広島カープが昨年を上回る大進撃を見せて、女子カープ戦略が「火に油を注ぐ」形だ。広島・ヤクルト戦の時の神宮球場は、広島ファンで一杯になる状況だ。

(画像はAmazon広告)

苛めにあう女子高生がカープファンとなることをきっかけに立ち直るというコミック球団ラバーズにインスパイアされてレディーズ戦略を立てたのかどうかは知らないが、このコミックの販売も好調とのこと。

カープ女子ブームに乗る芸能人もいる

NMB48の河野早紀がカープ女子として有名で当然広島ファンの男性もそのことを認識している。総選挙で何票上乗せされるか?広島カープ球団の戦略と同様に、費用対効果の大きい手法といえる。但し、NMB48の河野早紀にそのような邪心は全くないかも知れないので念のため。この可愛い写真を見ると「絶対に邪神は無い」と書いてしまいそうだ・・・

カネボウ化粧品の白斑問題(美白成分ロドデノール)

カネボウ化粧品の静岡・山梨での集団訴訟について第1回口頭弁論が5月9日に静岡地裁で開かれ、「カネボウ側は請求棄却を求めた」と報じられました。

カネボウ化粧品の美白成分ロドデノールを含有する化粧品による白斑問題は昨年9月に東京都の41歳の女性が4800万円の損害賠償の訴えを起こして以来、大規模な訴訟の動きは下火でしたが、4月に静岡・山梨両県の30~70代の女性14名が一人当たり500万円の慰謝料を求める訴えを静岡地裁に提出していたものです。

ひとりあたり500万円というのは「とりあえず」の金額で、「弁護団は、慰謝料を含む1人当たりの損害額は約3千万~8千万円、総額約6億円に上ると見込んでおり、訴訟の展開によっては支払い増額を求める方針。」と報じられています。

今年の2月25日現在で15,000人が被害を訴えているとのことですから、もし一人当たり500万円で15,000人と和解する場合は、総額750億円という計算になります。

化粧品メーカー上位数社の場合、750億円の賠償責任を果たせる企業は何社あるでしょうか?ひとつ明確なのは、花王はそれが可能な企業体力であるということでしょうか。

それにしてもカネボウ白斑問題は2013年7月の勃発以来、被害者数が膨らむ一方で、賠償問題は非常に遅々としているという印象を受けます。日経記事の日付順に時系列をおさらいしておくと:

  • 2013/10/10  カネボウ白斑問題、花王「収束を全面支援」
  • 2013/10/09  花王、カネボウを吸収、白斑問題で、研究・生産部門を統合
  • 2013/09/23  「白斑」で初提訴、カネボウに損賠請求
  • 2013/07/08  カネボウ化粧品、自主回収――独自成分、各社競い合い、業界全体に激震

生死にかかわる問題でなく、メイクでかなりカバーできるという点が、薬害問題などとは異なるのは確かです。また、被害者の大半は、時間の経過とともに白斑が自然治癒し、怒りもトーンダウンしてくるということもあり、花王もそれを願いつつ「誠意は見せるが賠償額等の結論は先延ばしにする」という作戦を取る可能性も否定できません。

ただ、カネボウ白斑問題が解決するまでは、資生堂、コーセーと花王の間には、超一流化粧品メーカーと、「問題の化粧品メーカーを買った洗剤メーカー」という格差が、いつまでも意識に残るという気がします。早期決着が花王のためになるのではないかと思う次第です。

ソニーのアルファ7sが予約販売開始、実際の価格は?

ISO 409600に対応した35mmフルサイズ一眼カメラ「α7S」は4月7日にラスベガスで開催された国際放送機器展「NAB 2014」で参考展示されて以来、世界中のカメラファンの間で話題沸騰となっていましたが、5月16日にソニーから国内正式発表されました。

発売日は6月20日とのことです。 まだAmazonのサイトには出ていませんが、既にナニワが以下の通り価格 223,495円(税込、送料込)で予約販売を開始したようです。

なお、α7sの性能やスペックについては4月の発表時点ですっかり明らかにされており、トレンドジョイでも以下の記事でカバーしてきましたのでそちらをご覧ください。

Sonyが究極のコンデジRX100-IIIを発表 RX100(RX100-II)から買い替えるべきかどうかの答え

Sonyから高級コンパクトデジタルカメラRX100、RX100-IIの刷新機種としてRX100-IIIが発表された。

Amazonのサイトでソニー サイバーショット DSC-RX100M3を見ると5月30日発売予定で価格は85,492円と表示されている。(画像はAmazon広告)

RX100とRX100-IIはレンズは全く同じで、感度が1段階上がった以外は基本性能にほとんど変化はなかった。しかし、RX100-IIIは全く異なるレンズがついている。

  • レンズ広角端28㎜F1.8 ⇒ 24㎜F1.8
  • レンズ望遠端100㎜F4.9 ⇒ 70㎜F2.8
  • 接写限界(望遠端) 55cm ⇒ 30cm

レンズ以外にも色々な改善点があり、静止画に絞って論じると以下の機能に魅力を感じる。

  • 三段階のNDフィルター
  • 瞳AF
  • 5軸ブレ検出・補正
  • 電子水準器

それでは私のようにRX100を持っている人はRX100-IIIに買い替えるべきだろうか?

答えは、今RX100をどんな使い方をしているか?により異なる。

私の場合はRX100の望遠端に無理があることを当初から認識しており、RX100は「28㎜単焦点カメラ」のつもりで使っている。28mm広角は(人によるが)感性的に肉眼に近く、普段歩く時も「28㎜広角の目」で光景を見ることにしている。一歩踏み込んで撮るといい写真が撮れる。

つまり、RX100を最も高性能な広角端で使う、という考え方だ。RX100のカールツァイスレンズは広角端F1.8開放でも美しいボケ味を出してくれるが、画像全体の美しさ・品の良さは望遠端まで全域で出してくれる。望遠域では暗いが、レンズとして低品質ではないので誤解しないでほしい。

以前、本サイトで  同窓会の二次会には高性能カメラがお勧め という記事に「暗いバーでもRX100を広角端で使えば素人でも良い写真が撮れる」と書いたが、RX100-IIIの場合はブレ補正も高性能化しており、ズームを使ってF2.8望遠端でも大丈夫だろう。すなわち、かなりの悪条件下でどんな素人が何も気にせずに使っても、良い写真が撮れるカメラといえる。

正し、望遠端が70㎜といっても、実際の焦点距離は25.7㎜であり、被写界深度的には超広角に近く、人物写真でボケ具合を出すのは難しい。RX100の望遠端の実焦点距離は37.1㎜であり、少しマシだろう。

結論として、カメラの基礎とか被写界深度とか写真撮影のテクニカルな面にまったく興味のない人が使う場合、一番きれいな写真が撮れるカメラはRX100-IIIということになるかもしれない。

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パナソニックのウェアラブルカメラHX-A500は高精細(4K30p)、ブレ補正・傾き補正が強力


(画像はAmazon広告)

パナソニックがウェアラブルカメラの新製品「HX-A500」を6月12日に発売すると発表した。

高精細な4K画像を毎秒30コマで撮影する903万画素(16:9)のビデオカメラには、1/2.3サイズの「大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサー」とそれに見合う高品位のレンズが搭載されており、強力な「ブレ補正」と「傾き補正」機能があるというから、従来のウェアラブルカメラの範疇を超えた本格的な映画が撮れそうだ。

しかし実際に自分自身にウェアラブルカメラを装着して渋谷の雑踏を撮影しようとなると、こんな感じになってしまう。

出典:Panasonic公式HP

こんな不審な恰好をして歩くと人目を引くし、嫌がられるのは確実だ。しかし、HXーA500にはこんな装着方法も用意されている。本体部、カメラ部、ケーブルを収納し、肩などにかけてさりげなく撮影できるとのことだ。これならちょっと目には分からなさそうだ。

出典:Panasonic公式HP

オープン価格だが、楽天市場やアマゾンで調べると、既に予約販売が始まっており、この記事を書く時点では、どのサイトでも45,144円になっている。

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